本日の東京新聞夕刊記事より。
トンガからペルーまで約11,000キロメートルも離れている。そんな距離を津波が襲ったのかと思うと同時に、「あれっ、ペルーって産油国だっけ」と思った。記事をよく読むと、ペルー国内で作られた製油ではなく、どこかの国の原油をペルー国内にある製油所に荷下ろし中に被害に遭ったようである。
ちなみに、2020年の世界の原油生産量ランキングによると、ペルーは世界第40位である。中南米の西側は環太平洋造山帯に属しており、産油国が多い。メキシコは同第11位。コロンビアは同第20位、OPEC(石油輸出国機構)に加盟しているベネズエラとエクアドルはそれぞれ26位、28位となっている。
他の記事にあたった訳ではないが、ペルーで産出されたものではなく、輸入された原油であろうと推測される。