本日の東京新聞夕刊記事より。
本日の授業でロシアの資源外交と併せてパイプラインが設置されている国や地域の政治・経済が歪められるという話をした。ロシア国内のチェチェン共和国の
暗殺・不審死が後を絶たない。
本日の東京新聞朝刊より。
昨日のイランとオマーンの良好な関係に関する記事の続編である。
記事の最後にオマーンがドバイに似て開発の余地があるというところが引っかかったので、オマーン統計データを調べてみた。
オマーンの合計特殊出生率は2.8人(2020)であり、緩やかな人口増加となっている。ところが、オマーンの人口統計は以下のグラフにあるように、この20年間で約230万人から約510万人と2倍以上の伸びを示している。
それにしても、合計特殊出生率が2.8人なのに、なぜこれほど人口が増加しているのであろうか。
疑問に思って、ネットを検索してみた。すると、以下のような歪んだ人口ピラミッドの統計(2020)が掲載されていた。20〜25歳くらいで海外へ働きに出掛けるとすると、ちょうど20年ほど前から一気に移民が増加したと考えられる。印僑が多い中東諸でよくみられる人口ピラミッドである。