後藤勝『絶望のなかのほほえみ:カンボジアのエイズ病棟から』(めこん 2005)を読む。
1960年代から継続的に内戦が続いていた、メコン川下流域のカンボジアは、90年代の内戦終了後、一気に自由化、経済化に突き進んでいった。その裏で売春や児童売買、エイズなども若者を中心に蔓延することとなった。そうしたカンボジアの闇を描いた写真集である。エイズ病棟で骨と皮の状態で亡くなっていく直前の若者の叶わなかった夢や思いが表現されている。
後藤勝『絶望のなかのほほえみ:カンボジアのエイズ病棟から』(めこん 2005)を読む。
1960年代から継続的に内戦が続いていた、メコン川下流域のカンボジアは、90年代の内戦終了後、一気に自由化、経済化に突き進んでいった。その裏で売春や児童売買、エイズなども若者を中心に蔓延することとなった。そうしたカンボジアの闇を描いた写真集である。エイズ病棟で骨と皮の状態で亡くなっていく直前の若者の叶わなかった夢や思いが表現されている。