牧村僚『あこがれ微熱』(徳間文庫 2010)をパラパラと読む。
女子短大を舞台にした官能小説である。流れがあまりに性急で、濡れ場のシーンがなければ、自費出版小説レベルの内容である。
日別アーカイブ: 2020年5月2日
「米巨大IT 3蜜回避で存在感」
本日の東京新聞朝刊に、通称「GAFAM」の業績に関する記事が掲載されていた。「GAFAM」とは、Google(決算は持株会社のアルファベット)、Apple、Facebook、Amazon、Microsoftの5社の頭文字をとったものであり、いずれも米国のベンチャービジネス(創造型企業)で、投資によって企業規模を拡大し、世界に展開するグローバル企業である。近年は個人情報の取り扱いやタックスヘイブン(租税回避地)などで、批判を浴びることも多かったが、今年に入って急速に存在感を増しているとのこと。
埼玉県教委もGoogleとタッグを組んでおり、2年生のみなさんも来週あたりからgoogle Classroomを使うことになるでしょう。新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちの生活だけでなく、これまでの価値観をも変えていくとも言われています。この変化にしっかりとついていきたいですね。
「百貨店売上高7〜8割減」
本日の東京新聞朝刊に、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言を受け、大手百貨店の売上高が激減しているとの記事が掲載されていた。
地理の授業では、食料品や日用品など、安価で、消費者が近くの商店で日常的に購入する商品のことを「最寄り品」、家具や電化製品、高級服など、高価で、消費者が複数の店舗を比較・検討したうえで購入する商品のことを「買い回り品」と習います。最寄り品は販売する店舗が分散しているので、その「商圏(ある商業施設が客を集める範囲のこと)」は小さいが、買い回り品を販売する店舗は駅前や都市中心部に立地し、その「商圏」は大きくなります。
改めて解説するまでもありませんが、「買い回り品」を販売する百貨店は外出自粛の煽りを強く受けることになります。最寄り品は生活していく上に必要なものなので、景気や消費税の影響は受けにくいですが、買い回り品は日常生活に必ずしも必要ないものなので、消費者心理に大きく左右されることになります。