日別アーカイブ: 2015年2月22日

30年ぶりのスケート

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本日は久しぶりに家族全員が休みで、風邪っぴきもいなかっただったので、昨年上尾にオープンした埼玉アイスアリーナへ出かけた。
小学生以来、およそ30年ぶりのスケート体験である。案の定、滑り始めて5分で、すってんころりんと、強かに尻と肘を打ちつけてしまった。本当に「すってんころりん!」と、子ども向けの絵本に出てきそうなほどの大胆な転び方であった。
しかし、身体が覚えてくれていたのか、体幹トレーニングを少しずつ続けていたためか、多少の屁っ放り腰であったが、その後は子ども手前、一応父親らしい格好はつけることができた。
1時間半ほど滑ったら、腰回りがピーンと張ってきた。足だけでなく、体重移動含め全身を使って運動していることが実感できた。

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帰りに、モラージュ菖蒲で食事をした。春日部イオンと違って縦に長いので、これまたいい運動であった。

『イーハトーブの幽霊』

内田康夫『イーハトーブの幽霊』(中央公論社 1995)を読む。
宮沢賢治の生まれ故郷である岩手県花巻市を舞台にした連続殺人事件に、名探偵浅見光彦が挑む。
子どもが偶然見つけた万年筆が犯人特定の重要証拠となったり、たまたま犯人と声を交わしたりするなど、いつも通りの強引な展開であったが、400年の歴史を誇る花巻まつりや宮沢賢治など、その土地ならでは風物が織り込まれていて、旅文学として楽しく読むことができた。
仕事でもやもやを抱えていたが、花巻の風景を一緒に逍遥することができ、ちょっとした気晴らしとなった。