10年に1度の台風が迫る中、子どもをお風呂にいれてすぐにイオン春日部に駆けつけ、マット・デイモン主演『エリジウム』(2013 米)を観た。
人口増と環境悪化に苦しむ22世紀が舞台である。十分な医療を受けられない貧困層が集まる地球と、怪我や病気が100%再生されて完治する「医療ポッド」が各家庭に配備されたスペースコロニー「エリジウム」の争いが開始される。パワードスーツを着た男たちの超人ばりのバトルシーンや、地球とコロニーを往復する飛行機(?)などの迫力ある映像を堪能した。
最新鋭のアンドロイドに守られたスペースコロニーであるが、いとも簡単に不法侵入を許し、昔ながらの巨大工場のような中央コンピューターシステムが乗っ取られてしまう展開には少々疑問符が伴うが、『水戸黄門』を見ているかのような安心感を覚える作品でもある。
テレビで盛んに強い風に飛ばされないようにと警告がなされていたためか、観客は私一人であった。 鼻を啜っても一人
『エリジウム』
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