本日の午後、大宮ソニックシティで開かれた、「日本語を母語としない子どもと保護者の高校進学ガイダンス」に参加した。
日本語が分からない保護者や、日本に来て日が浅い子どもたちから、日本の高校受験の仕組みや、高校での生活などについて相談を受けた。
中には日本生まれなのだが日本の小中学校に通っていない事例の相談や、日本の学校に通っているにも関わらず日本国籍が取得できずに本国へ強制送還されてしまう話など伺った。
近年、大学では国際教養だの、異文化理解だの、グローバル化する政治や経済の現場を学ぶ目的の学部学科が増えている。しかし、日本国内、そしてここ埼玉県内でも外国籍の住人が増えてきている。そうした日本生まれの日本国籍取得者以外でもきちんと公教育や住民サービスを受けられる形を作っていくことも、国際教養や異文化理解が包摂していく分野である。
外国から日本に来た子どもたちにとって、高校進学は将来日本国内で就職し自立した生活を送る上で大変重要です。
そこで、埼玉県国際交流協会は県と共同で、8月4日(土)に「日本語を母語としない子どもと保護者の高校進学ガイダンス」を開催します。
ガイダンスでは、日本語が十分できない子どもと保護者のために、英語・中国語など8か国語の通訳を用意し、高校生活や入学試験スケジュールについて説明します。
また、参加者は直接高校の先生から学校の説明を聞き、質問することもできます。日本での高校進学を考えている外国から来た子どもや保護者の皆様の参加をお待ちしています。
●主な実施概要
1 日 時 8月4日(土) 13:30~16:30(受付13:00~)
2 場 所 大宮ソニックシティビル4階 市民ホール(JR大宮駅西口 徒歩3分)
3 内 容
・オリエンテーション 13:30~14:30
(1)高校進学について(入学試験スケジュール、高校生活、学費などの説明)
(2)高校に進学した先輩たちの体験談
・相談コーナー 14:30~16:30
(1)高校の先生や、高校に進学した先輩などへの相談
(2)奨学金や日本語教室に関する相談