重栖隆『木の国熊野からの発信:「森林交付税構想」の波紋』(中公新書 1997)を読む。
執筆当時「ニュース和歌山」の編集長を務める著者が、旧本宮町の中山喜弘町長と共に、廃村となってしまった本宮町の「野竹」地区を回りながら、森林に囲まれた山村集落の歴史や意義、これからの可能性について語る。さらに、当時中山本本宮町長が提唱した「森林交付税」によって実現する山村の新しい可能性についても触れている。林業の仕事の実態や、環境についてよく理解できた。
『木の国熊野からの発信』
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