J・K・ローリング『ハリーポッターと賢者の石』(静山社 1999)を読む。
この年になって、またこの歳になってやっと『ハリーポッター』を読んだ。貧しい肩身の狭い生活から、一躍有名な魔法学校への入学切符を手に入れる「シンデレラ」ストーリー、魔法学校での生活は、見るもの聞くもの全てが奇妙で興奮に満ちた「不思議のアリス」的世界、そして魔法を覚え日々成長しながら、闇の世界の悪魔を倒す「ドラゴンクエスト」的な展開、などなど子どもの気持ちを鷲掴みにする要因が満載である。「元」少年である私も、テンポ良い訳文のお蔭か、すいすい読むことができて楽しめた。
『ハリーポッターと賢者の石』
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