京極夏彦原作・実相寺昭雄監督『姑獲鳥(うぶめ)の夏』(2005 ヘラルド)を観に行った。
昭和20年代の戦後の混乱期の人間模様がテーマの作品で、時代の雰囲気がよく表現されていた。しかし、話しの展開はテレビドラマの域を越えるものではなく、映画館で観るほどのものではない。昨年放映していたフジテレビのドラマ『アットホーム・ダッド』に出演していたメンバーが何人も出ていて、変な先入観を持ってしまった。
雨上がり決死隊の宮迫は完全に俳優業が板についたようで、演技もうまかった。しかし、作中の久遠寺「涼子」と篠原「涼子」は何かしらの関係があったのだろうか。
『姑獲鳥の夏』
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