本日の東京新聞夕刊に、コロナ禍のケニアの人たちの筆舌に尽くしがたい生活事情が報じられていた。記事によると、ケニヤでは干魃により乳牛の餌が不足し、牛乳の不足が続いていた。そこへコロナが重なり、外国からの食料援助がストップし、仕事を失った人たちがサバンナの疎林で密猟を繰り返しているという。
アフリカでは人口爆発が続いており、ケニアも
こちらも記事を読んで頂きたい。
ロシアの野党指導者が不可思議な毒殺されかけた事件を巡り、ヨーロッパのロシアに対する視線が厳しくなっている。そんな中で、ドイツのメルケル首相がロシアからの天然ガスパイプラインの新設工事の差し止めを示唆し始めたとのことである。ドイツにとっても影響の大きいエネルギーを盾に、ロシアに対して言うべきことは言うという強い姿勢は素晴らしい。
一方、日本国内からはこうしたロシアの独裁政治に対する批判の声が上がってこない。北方領土を経由する天然ガスパイプラインが欲しいので、領土問題すら黙ったままである。択捉島・国後島の2島どころか、色丹島や歯舞諸島も永久にロシア領土であり続けるとのロシア政府の発言もある。
授業の中でプーチンスライドショーを見たが、あのプーチン大統領に対しても、機を捉えて言うべきことは言う、筋を通す政治家が求められる。