澤地久枝『私の青春日めくり』(講談社,1986)を読む。
タイトルはほんわかした感じだが、澤地さんの学生時代のゴリっとした過去が綴られている。昨日読んだ林望氏の慶應大学文学部の金持ちエピソードとは全く異なる。澤地さんが早稲田大学第二文学部在学中に起きた、レッドパージ反対運動に対して警官が学内に導入され143名が検挙、86名が除籍処分となった「早稲田大学事件」をメルクとしたイザコザが語られている。昭和20年代の「政治の時代」の雰囲気がよく伝わってきた。
澤地久枝『私の青春日めくり』(講談社,1986)を読む。
タイトルはほんわかした感じだが、澤地さんの学生時代のゴリっとした過去が綴られている。昨日読んだ林望氏の慶應大学文学部の金持ちエピソードとは全く異なる。澤地さんが早稲田大学第二文学部在学中に起きた、レッドパージ反対運動に対して警官が学内に導入され143名が検挙、86名が除籍処分となった「早稲田大学事件」をメルクとしたイザコザが語られている。昭和20年代の「政治の時代」の雰囲気がよく伝わってきた。