XR-BAJAがたったの…

本日断腸の思いで、愛車のバイクを売ってきた。
50万円で購入し7年間乗りつぶしたXR-BAJAがたったの4万6千円で売られていった。
子牛が売られていく童謡の「ドナドナ」のような気分を味わった。北海道や東北、新潟、信州、飛騨、名古屋等々関東広域圏のほとんどを走り尽くしたが、大きな事故もなく怪我もなかったのが幸いだ。
しかし売ったとたんにまた新しいバイクが欲しくなった。

YAMAHAから出ているBW’sの最新型も良いかなと思ったり、昔乗ってたリード90の実質的な後継機種にあたるHONDAの4ストスクーターであるスペイシー100もちょっと都内を走るのもいいかなと思ったり、SUZUKIから出てるジェベル200をずっと乗り続けるのもいいかな、Kawasakiのアメリカンもいいかな……。
バイクカタログを手に夢想は尽きない。

バイクを売って、夢は春野を 駆け巡る

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『進化する日本サッカー』

忠鉢信一『進化する日本サッカー』(集英社新書 2001)を読む。
日本サッカー協会がJリーグ発足前の1989年の段階で既に、2002年のワールドカップ開催に向けて12歳以下の選手の強化対策に乗り出しているという事実に驚いた。小野伸二や中田英寿といった選手もJリーグで花咲く以前に日本サッカー協会の強化合宿で才能を認められている。とかくワールドカップやオリンピックというと、当たり前のようにJリーグを母体として捉えてしまいがちだが、Jリーグ結成以前に、仕事との両立に苦労しながら脈々とした流れを作ってきたアマチュア関係者の仕事に積極的な評価与えたい。

『裏から見た日本警察』

警察フォーラム21『裏から見た日本警察』(エール出版 1997)を読む。
神奈川県警と警視庁との確執や、旧内務省の役人が中心となった警察行政など分かりやすく書かれている。先日オウム事件の裁判が東京地裁で行われたが、あの事件から9年経ったのかと隔世の感があったが、警察のありようもまた大きく変わった。特に治安管理体制の強化について、オウム以前とオウム以後のつぶさな検討が求められる。

『温泉教授の温泉ゼミナール』

松田忠徳『温泉教授の温泉ゼミナール』(光文社新書 2001)を読む。
「天然温泉」なる施設が温泉地のみならず日本全国で増殖している。特に近年税金を投入した公共の温泉が増えているのだが、しかし、その多くがザル法である「温泉法」の抜け道を利用した濾過・循環湯であるのだ。濾過・循環器を利用した温泉では消毒に塩素を大量に使わざるを得ず、入湯すればするほど健康を害してしまうという。果たして地元春日部温泉のお湯は大丈夫なのだろうか?

『デパ地下仕掛人』

劔持香苗『デパ地下仕掛人』(光文社新書 2002)を読む。
雑誌やテレビで取り上げられることの多いプランタン銀座の地下のデザート売場のカリスマバイヤーと呼ばれる加園幸男氏の取材を通して、流行の半歩先を行く「プラ地下」の人気を探ろうとするものだ。ベルギーワッフルやエッグタルト、キャラメルのスイーツなどのデザートにもファッションと同じように、繰り返しの流行があり、加園氏によるとその周期は10年ということだ。
そもそもプランタン銀座自体がダイエー資本によって、銀座という立地条件の元で、20代のOLを顧客のターゲットとして絞りこみ、ヨーロピアンテイストを重んじることで成功したデパートである。しかしその時点で幅広い層に向けて多種多様な商品を並べる百貨店というカテゴリーから外れてしまっている。すでに楽天などのインターネットモールが市民権を得てしまった以上、デパートもそれぞれ立地条件の中で、セレクトショップのようにターゲットを絞っていかざるを得ないのであろう。かくなる上は商品の魅力や価格に訴求するよりも、「CRM」(Consumer Relationship Management)に重点を置かなくてはならない。これは商品の動きから顧客を予測し、そして顧客を維持、育成、獲得していこうとするものだ。「オムツを買う人は缶ビールをケース買いする傾向がある」という

今日は昼ご飯として春日部東口から徒歩10分くらいの大榎という式場の近くにあるコロッケ屋のメンチカツを食べた。作り立てだったせいもあるが、タマネギの甘さが口の中で溶け合ってものすごい旨かった。日常メンチカツというと安い定食のおかずのようなイメージが強くご飯と一緒に食べるが、出来立てのメンチカツにソースをかけてそのまま食すというのが通の食べ方なのだろう。