『緑衣の鬼』 江戸川乱歩『緑衣の鬼』(ポプラ社 1970)をさらっと読む。 銀座に巨人が白昼堂々と現れるといういつものパターンである。怪人二十面相は登場せず、冒頭の被害者が実は加害者だったというオチである。