唯野未歩子『正直な娘』(マガジンハウス 2007)を読む。
小中高一貫校に通う秋子の高校1年生の1年間の青春が描かれる。カッコよく宣伝文句を作るならば、大学生との恋愛や友人の妊娠、自殺未遂などを通して、記号化された世界の中で自分を探し、都合が優先する大人の世界を垣間見る物語となるであろうか。
でも中身は、一時期流行していたケータイ小説とよく似た内容であった。女性ならば共感する場面も多々あるであろうが、おじさんが読んでも何の感想もなかった。
唯野未歩子『正直な娘』(マガジンハウス 2007)を読む。
小中高一貫校に通う秋子の高校1年生の1年間の青春が描かれる。カッコよく宣伝文句を作るならば、大学生との恋愛や友人の妊娠、自殺未遂などを通して、記号化された世界の中で自分を探し、都合が優先する大人の世界を垣間見る物語となるであろうか。
でも中身は、一時期流行していたケータイ小説とよく似た内容であった。女性ならば共感する場面も多々あるであろうが、おじさんが読んでも何の感想もなかった。