『ハノイ&サイゴン物語』

ニール・シーハン『ハノイ&サイゴン物語』(集英社 1993)をパラパラと読む。
訳者のあとがきを読むと、NYタイムズの記者ニール・シーハンは、16年かけてベトナム戦争の真実を暴いた『輝ける嘘』を書いた著者として知られている。本書はベトナム戦争が終結してから20年近く経って北のハノイと南のホーチミンを訪れ、街の景色や人々との会話を通して、戦争の爪痕と戦後のベトナムの急激な変化を探るルポルタージュとなっている。
翻訳調の文章が読みにくく、ほとんど読み流した。