本日の東京新聞朝刊に、中国では「蝗害」と呼ばれる、サバクトビバッタの大量発生の模様が詳細に報じられていた。地図にもあるように、インド東部は世界第一の稲作地帯で、世界の米の輸出の3割弱を占めている。幸いにも新型コロナウイルスで、アジア系の人たちの死亡率は欧米の数十分の一だが、穀物の被害は甚大な影響が予想される。旧約聖書「出エジプト記」にも、大量のバッタがエジプトを襲う場面がある。北半球ではこれから夏を迎えるので、インドを越えて、バングラデシュやミャンマー、ブータンへの被害も予想される。最近ネットニュースでも目にするようになった昆虫食に応用できれば良いのだが。