「新NAFTA修正合意」

本日の東京新聞夕刊に、アメリカとメキシコ、カナダと締結する「北米自由貿易協定(NAFTA)」に代わる新協定の修正案に、米国民主党も合意したとの記事が掲載されていた。

NAFTAについては、メキシコで製造された自動車や自動車部品が関税なしに米国に入ってきて、米国の労働者の雇用を奪っていると、トランプ大統領が就任前から不満を漏らしていた協定である。

記事に詳細は書かれていないが、米国に都合の良いようなセーフガードを盛り込んだ関税制度、貿易体制となっているのであろう。日本にとって「対岸の火事」と傍観できるようなニュースではない。地理の授業の中でも扱ったが、米国産原油の問題と絡めて、慎重に推移を後追いしたい。