『ビブリア古書堂の事件手帖5』 三上延『ビブリア古書堂の事件手帖5:栞子さんと繋がりの時』(メディアワークス文庫 2014)を読む。 先週後半から気持ちに余裕も出て来て話に入り込めた。栞子さんと五浦くんの片思いなのか両思いなのか分かりづらい「微妙」な関係が、結婚という言葉も出るほど「安定」した関係に進展してしまい、恋愛小説の部分では少し寂しさもあるが、ミステリーの部分はよく練られている。