小雨模様の間隙を縫って、真ん中の子とフラフラ、ぶらぶらとサイクリングへ出かけた。
内牧や岩槻区小溝辺りを行き当たりばったりに走っていたのだが、普段通っている国道を一本入るだけで、こんなサイクリングコースがあったのか、こんな里山風の田園風景が広がっていたのかと、大人の方が驚きの連続であった。日常生活で築き上げた土地勘なるものが根底から覆されるような感覚に陥った。
それにしても、八幡神社の社務所内にいた巫女さんを見て子どもが発した「ねえ、パパ、神様がいるよ」というひと言には、はっとする驚きがあった。思わずぎゅっと抱きしめたくなるような感動的な一瞬であった。本人は数週間後にはすっかり忘れているだろうが。
内牧ポタリング
コメントを残す