先程、NHKの「21世紀の新時代テレビ」というBSデジタルに関する番組を見た。高画質よりも双方向性をNHKは売りにしていた。
確かに高画質という点についてはNHKはアナログハイビジョンを先行させ、結局は失敗に終わったので全面に出しにくいのだろう。明日から始まるというBSデジタルだが、一般の関心はあまりに薄い。放送と通信の融合ということをマイクロソフトのビルゲイツは強調するが、今回の日本のBSデジタルは放送界の先走りのみが目立っている。放送がデジタル化するわけだからパソコンとの関連があってしかるべきなのであるが、そのような話も一切見られない。アップル社にしてもクイックタイムとBSデジタルの関係は一切扱われていない。また双方向性という点についてもいささか雲行きは怪しい。リモコンで簡単に放送局とつながるということであるが、それが注目されるのも最初の3ヶ月ほどであろう。やはりパソコンとつながらないことには将来性はないだろう。
「21世紀の新時代テレビ」
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