以下に、共通テスト地理A本試験の解説を掲載しました。
解きにくい問題が多いように思いました。センター試験に比べて、プレートや造山帯、気候区分などの知識を訊ねる問題は少なく、防災に関する文章読解が増えてきました。
ソファで寝転んでパソコン画面で30分くらいで解いたら、5問くらい間違えました。見直しにどれくらいの時間を使えるかで、点数が変わってきますね。
https://school.jpn.org/wp/wp-content/uploads/2023/01/GGAP.pdf
以下に、共通テスト地理A本試験の解説を掲載しました。
解きにくい問題が多いように思いました。センター試験に比べて、プレートや造山帯、気候区分などの知識を訊ねる問題は少なく、防災に関する文章読解が増えてきました。
ソファで寝転んでパソコン画面で30分くらいで解いたら、5問くらい間違えました。見直しにどれくらいの時間を使えるかで、点数が変わってきますね。
https://school.jpn.org/wp/wp-content/uploads/2023/01/GGAP.pdf
藤田貞一郎・宮本又郎・長谷川彰『日本商業史』(有斐閣新書 1978)を手に取ってみた。
生産者と消費者を結ぶ商業が、江戸時代にどのように発展し、明治に引き継がれていったのかを分析している。問屋の発展や米の流通、貨幣に始まり、渋沢栄一や五代友厚など、日本史の教科書のようだった。
小林責『狂言を楽しむ』(平凡社カラー新書 1976)を読む。
狂言というと庶民が楽しむものであり、同じ能楽堂を共有する能よりも一段下に位置付けられがちである。著者は能と狂言の違いについて次のように説明している。
非常に性格の違う兄弟で、狂言が兄、能が弟。そして、協力して能楽という一家を支えているのです。
つまり、能と狂言は対等な芸術であり、悲劇の能に対し、喜劇の狂言で表裏一体のものだと述べている。
前田新生『スポーツの記録:陸上水泳男女72種目』(岩波ジュニア新書 1983)をパラパラと読む。
ロサンゼルス五輪の前に刊行された本で、瀬古利彦選手や増田明美選手などの懐かしい名前が登場する。
まだ女性のスポーツが普及途上の段階だったので、「日本では珍しい”奥様選手”」という紹介もされている。また競技もハンマー投げや棒高跳び、三段跳びなどは当時男子しか実施されていない。5000mや10000mも女子競技が始まって当時で20年くらいということであった。
栗田勇『花を旅する』(岩波新書 2001)をパラパラと読む。
著者は古典に造詣の深い研究者で、駒沢女子大学で教鞭を取る一方、作家として活躍されている。2「NHKラジオ深夜便」(2000年)での放送が元になっており、一年を象徴する12の花を古典の和歌とともに紹介するという上品な内容となっている。4月は桜、5月藤、6月あやめ、7月百合、8月蓮、9月萩、10月菊、11月紅葉、12月花祭り、1月松、2月梅、3月椿の12(?)の花が取り上げられている。
勉強になったところを書き抜いておきたい。日本はユリの王国と呼ばれており、世界で80種類の原種のうち、6分の1が日本産だそうだ。また、蓮は仏教の極楽浄土のイメージを有する花である。花自体は朝の4時5時に咲いて、昼には萎んでしまう。泥の中から大きな葉を広げるというところから、大乗仏教の法典として法華経が世界に広がっているが、法華経の正式名称は妙法蓮華経である。旧暦9月9日の重用の節句は菊の節句とも呼ばれている。また、梅は8世紀に日本に入ってきた。