牧村僚『人妻再生委員会』(廣済堂文庫 2007)を読む。
ズバリ男性向けの官能小説である。主人公の青年が高校の卒業式直後に性の手解きを受け、上京後みるみるうちに性体験を開花させていく。夏目漱石の『三四郎』の官能小説版といった内容である。カッコいい言い方をすれば、性のビルドゥングスロマンといってよいだろうか。
ウィキペディアによると、作者は「ふともも作家」の異名をとっており、本書でも随所に女性のふとももへの露わな欲望のシーンが登場する。
牧村僚『人妻再生委員会』(廣済堂文庫 2007)を読む。
ズバリ男性向けの官能小説である。主人公の青年が高校の卒業式直後に性の手解きを受け、上京後みるみるうちに性体験を開花させていく。夏目漱石の『三四郎』の官能小説版といった内容である。カッコいい言い方をすれば、性のビルドゥングスロマンといってよいだろうか。
ウィキペディアによると、作者は「ふともも作家」の異名をとっており、本書でも随所に女性のふとももへの露わな欲望のシーンが登場する。
田中義恭・星山晋也編著『目で見る仏像・大日/明王』(東京美術 1986)を読む。
大日如来とは、毘盧舎那仏とも称され、密教において全ての仏の中心と考えられている。密教という言葉だけを聞くと、ダークな反主流派というイメージが強い。しかし、平安時代の空海(弘法大師)がもたらした真言宗(東密)や、最澄(伝教大師)を祖とする天台宗(台密)などが広く知られている。
仏教は元来、秘密の儀式、平易に言えば家事祈祷の類を極力否定し、個々の人々がそれぞれの苦悩を克服することが意図されていた。しかし、インドでは祈祷や呪いが古くから盛んで、仏教はそうしたインド的な要素も取り込みながら発展してきた。日本の仏教は宗派を問わず密教的要素を含むことが大きな特色となっている。
そして、大日如来の表現の一つが明王であり、不動明王や孔雀明王、愛染明王、金色夜叉明王などは日本でも広く信仰されている。関東では特に不動信仰が盛んで、なかでも成田山新勝寺の成田不動が著名で、江戸時代には成田詣は往復3日のレクリエーションともなっていた。その他にも、日野の高幡不動、相模の大山寺が知られ、江戸の護りとして造立された竜泉寺の目黒不動、新長谷寺の目白不動、小松川最勝寺の目黄不動、駒込南谷寺の目赤不動、世田谷教学院の目青不動が有名である。
また、平安時代の不動明王の写しを載せる『不動明王図鑑』には、宇治拾遺物語の「絵仏師良秀」で知られる、良秀の「よじり不動」と称された絵も掲載されている。
それにしても、五大明王の一つである5眼の金剛夜叉明王はエヴァンゲリオン2号機にそっくりである。
救援連絡センターのメーリスより転載
美竹公園監視カメラの件でこのかん署名などご協力ありがとうございます。
賛同個人328名、47団体もの署名お寄せいただきhttp://minnanokouenn.blogspot.com/
2/13第一次提出、3/2第二次提出、
おかげさまでまた監視カメラは設置されていない状態です。
が、渋谷区は計画変更はない、年度内に設置するとの方針を撤回していません。
なので、ねる会議呼びかけで緊急デモをやることになりました。あす3月7日(土)の昼です。ご参集お願いします!
↓
渋谷・美竹公園の監視カメラ設置に反対するデモへ!―オリンピック・パラリンピックのための治安管理を許さない―
3月7日(土)13時半集合、14時デモ出発
渋谷区立美竹公園(渋谷1-18-29)に集まってください
※新型コロナウィルス感染予防のため、集会および講演(稲本誠一さん)は中止にいたしました
主催 ねる会議
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渋谷区立美竹公園。20年以上にわたり共同炊事(炊き出し)の場所であり、野宿者の寝る場所であるこの公園に、渋谷区は、今年度中4台監視カメラを設置しようとしています。区はハロウィーン対策を皮切りにして415台もの監視カメラを公園や商店街などに設置するため予算を計上し、すでに各地で作動してます。その目的として警備受託者のセコムと結んだ仕様書によれば「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を控え」、「渋谷区基本構想の重点項目『区民や来街者の安全・安心の確保』が喫緊の課題」としています。また「受託者は区からの要請をうけた場合は、指定された公園に速やかに駆けつけ、現地状況に応じた対応を行うこと。」とあります。監視カメラの設置は、今年開催されようとしているオリンピック・パラリンピックのための治安対策であることに間違いありません。
美竹公園を含む場所においては渋谷区、東京都による再開発計画が浮上しています。同公園のうち、区役所仮庁舎設置のために利用されていた部分は、新庁舎移転、仮庁舎解体後も使用ができない状態です。隣接の交番には監視カメラがつけられており、その上さらなるカメラの設置は、過剰警備であり、共同炊事への妨害に他なりません。
人が生存していく上で必要不可欠な条件は食べることと寝ることです。これまで官民一体となって押し進められてきたジェントリフィケーションにより寝場所を奪われきた野宿者にとって、監視カメラの設置はまさに生存そのものを脅かすものであり、重大な人権侵害です。
公園は誰でも自由に利用できる公共の場所のはずです。仕事休みの憩いの場であり、集会やデモといった表現の場として機能してきました。しかし監視カメラの設置によってその姿が覗き見られ、プライバシーが侵されてしまいます。
私たちは生存や人権を奪い取る監視カメラの設置を絶対に認めません!多くの皆さんもともに反対の声をあげてください!
救援連絡センターのメーリングリストより転載
<日時>3月9日(月)14:00~17:00 ・ 3月10日(火)14:00~17:00
<場所>衆議院第二議員会館前
<内容>横断幕を持っての座り込みと、発言、シュプレヒコール、チラシ配布など
<対象>賛同する方ならどなたでも来て下さい。また、どんどん発言して下さい。集会に参加できない方はメールをください集会で読み上げます。kinkyukoudou@protonmail.com
<シュプレヒコール>
○新型インフルエンザ対策特別措置法の改悪反対!○ウイルス対策に名を借りた戒厳令反対!
○安倍政権にフリーハンドを与えるな!○安倍政権の独裁を阻止するぞ!○忖度ファシズム反対!
○安部政権を倒そう!○命と人権を奪う安部政権は今すぐ退陣しろ!
<集会の呼びかけ>
安倍政権は、法的.科学的な根拠の無い全国一斉休校を要請しました。
多くの自治体はそれに追随して、何の議論も無いまま休校を決定しました。私たちは安倍晋三の一声で、法律も何も関係なく、全国が従ってしまう事態に恐怖を覚えます。これは「忖度ファシズム」と言っても過言ではありません。
新型インフルエンザ対策特別措置法の改悪は、法律無視の安倍政権にフリーハンドを与え、「忖度ファシズム」を強化することにつながります。すでに、法案が提案される前にもかかわらず、コロナ対策と称して様々な施設が使用できない状態になっていて、集会が中止に追い込まれ市民の政治活動が制限されています。この法案が可決されれば、さらに制限が強化され、事実上の「集会禁止令」につながることは明白です。安倍政権は、これまでのコロナウィルス対策の失敗をこの法律の改悪でごまかそうとしています。このような安倍政権に強大な権限を与えることは、戒厳令に等しい状況になる危険性があります。 また、改憲の緊急事態条項の先取りともいえます。
命と人権を奪う安部政権を退陣に追い込み、新型インフルエンザ対策特別措置法改悪に反対していきましょう。
<呼びかけ団体>都教委包囲首都圏ネットワーク(連絡先090-5415-9194)
田中義恭・星山晋也編著『目で見る仏像・如来』(東京美術 1986)を読む。
観音菩薩とは、頭上に髪を束ねた髻のようなものがあり、宝冠には如来の化身である「化仏」という仏のミニチュアが付されているのが特徴である。
インド在来の神が仏教に取り入れられて形成されたのが観音菩薩と考えられ、女性的な雰囲気を漂わせている。観音菩薩の性格は現生利益的であることから、日本で最も親しみ深い菩薩として知られる。
観音菩薩の原型は聖観音という如来像に近いシンプルなものだが、そこから派生した観音像の方が人気が高い。11の顔を持った十一面観音、千の手を持った千手観音、第三の目を持った不空羂索観音などである。
千手観音の「千」は大変多いという意味だと思っていたが、本当に多くの手を持った像があるとのこと。集合体恐怖症の私からすれば、ちょっと受け付けない。