近所のツタヤで、ベルリン映画祭金熊賞を受賞した、マイケル・ウィンターボトム監督『イン・ディス・ワールド(In This World)』(2002 英)のDVDを借りてきた。
本当は『イントゥ・ザ・ワイルド』という映画を借りたつもりだったのだが、誰かが置き間違えたようで、隣に置いてあったDVDを借りてしまった。どちらも旅をテーマとしており、最後まで気付かなかった。
ドキュメンタリー映画の要素もあり、本編のみならず監督のインタビュー映像も全て観た。難民の国境を超える移動の困難さがしっかりと伝わってきた。
以下ヤフー映画サイトの解説より
パキスタンのペシャワール。15歳の孤児ジャマールは難民キャンプで育ち、低賃金の工場で働いていた。そしてもう一人、家族で経営する家電販売店を手伝うジャマールの従兄弟エナヤット。2人はある日、ロンドンへ旅立つことになる。エナヤットの父親が息子の将来を案じて密入国業者に大金を払い、エナヤットを親戚のいるロンドンに向かわせようとしていたのだった。ジャマールも英語が話せるため同行することに。そして、いよいよ彼らは自分たちの新たな未来と希望を胸に抱き、6400キロ彼方の亡命先へ死と隣り合わせの旅に出る…。