志賀直哉短編集『城の崎にて』(角川文庫 1954)を少しだけ読む。
久しぶりに『城の崎にて』を扱うことになったので、教材研究として手に取ったみた。
表題作の他、『小僧の神様』や『清兵衞と瓢箪』など14作が収録されている。
ここ最近、気忙しい日々が続き、志賀直哉の淡々とした物語から主題を読み取るような余裕がなく、3、4作読んだだけとなってしまった。
文庫本の『城の崎にて』においては、教科書では割愛されている作者の近況が綴られており、小説というよりも趣深いエッセーといった風で、作者の飾らない姿がよく伝わってきた。
『城の崎にて』
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