勝間和代『読書進化論:人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか』(小学館101新書 2008)を読む。
テレビや雑誌でも取り上げられることの多い経済評論家の勝間さんの本の選び方に始まり、読書技術、執筆のコツ、出版戦略が紹介される。
時折、著者自身を褒め称える書店員やファンのコメントが挿入され、ビジネスの成功者の自伝のような雰囲気の本である。
妙に内容が頭にスラスラ入ってくるなあと調べたら、一度読み終えていた本であった。
最後に、勝間さんが自分に影響を与えた著者20をリストアップしているのだが、その中で筒井康隆氏の『七瀬ふたたび』を挙げているのが目に留まった。自分と正反対のような人だと思っていたが、もしかしたらセンスが似ているのかもしれない。
『読書進化論』
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