先日鈴木宗男議員と加藤紘一議員の2名が自民党を離党した。そのような自民党のごたごたに際して、必ず野党第一党の民主党の鳩山代表のコメントが出てくるが、いかんせん力がない。今回も「野党激怒!!」などの見出しが出て、「万死に値する」とのコメントが取り上げられているが、いくら語調を強くしたところで国民に訴えるだけのインパクトはない。
社民党が労組との関係を薄め、市民団体にシフトを移しつつある今、私自身は支持はしないが、民主党は新しい労働組合の在り方を模索する中での国家的枠組みでの「民主中道」路線を突き進むチャンスである。まだまだ党の中には良心的な議員もいる中で、くすぶってしまっているのは残念だ。