『不安な録音機』 コメントを残す 阿刀田高『不安な録音機』(中公文庫)を風呂の中で読んだ。 古い記憶をめぐる短編集である。現在と過去が混在していく展開は飽きさせないが、雑誌連載作品ゆえに紙幅が少なく、踏み込みが浅い。