読書」カテゴリーアーカイブ

『十三の冥府』

内田康夫『十三の冥府』(実業之日本社 2004)を大体読む。
邪馬台国の末裔が津軽半島で国家を建設したという「東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)」やキリストの墓が青森にあるとする「竹内文書」をモチーフにしたミステリーである。青森県内の東西南北全土を舞台に殺人事件が展開していく。青森の地理が少し理解できた。
最後はいくつもの殺人事件が一本のラインで繋がるロジックの種明かしがなされるのだが、体調不良もあり読むのを辞めてしまった。

『鴨川ホルモー』

第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞作、万城目学『鴨川ホルモー』(産業編集センター 2006)を読む。
先日読んだ『鹿男あをによし』とよく似た世界の作品であったが、展開が全く読めず最後まで楽しむことができた。『鹿男〜』と同じく、大学生の恋愛物語とファンタジーの世界が絶妙に絡み合いながら展開していく。
漫画や映画にもなったそうだが、原作のイメージを壊したくないので、見たいとは思わない。

『クローンの世界』

中内光昭『クローンの世界』(岩波ジュニア新書 1999)を手に取ってみた。
クローンの章立ての前の細胞やDNAに関する説明で匙を投げてしまった。
先日、高校の生物の教科書で扱われる用語が2千語を超え暗記科目という誤解を生んでいるとして、日本学術会議の分科会が、学習すべき用語を512語に絞るよう提言をまとめているとの報道があった。分科会によると、生物は扱われる用語が多く、生徒から知識の詰め込み科目だと受け止められ、大学で生命科学を志望する高校生も大学入試の選択科目で生物を敬遠しがちという。

確かに生物には、今回のクローンだけでなく、身体の動きや遺伝など興味ある分野がたくさんあるのに、分類などの覚えるべき用語が多すぎる。暗記を否定するわけではないが、まずは高校生に生き物のロマンを伝える教科であってほしい。

『MTB magazine vol.001』

MTBマガジン編集部『MTB magazine vol.001』(ネコ・パブリッシング 2000)をパラパラと読む。
当時流行していたフルサスのダウンヒルバイクの総特集となっている。サスペンションもエアサスではなく、ほぼ全てスプリング式となっており、原色ゴテゴテのフレームとスプリングが目に鮮やかである。
ダウンヒルとまではいかないが、下りを楽しむクロスカントリーレベルはこれから挑戦していきたい。

『プライバシー・クライシス』

斎藤貴男『プライバシー・クライシス』(文春新書 1999)を斜め読みする。
住基ネットやスイカ、ETCも実現していなかった20年近い前に刊行された本だったので、少々内容は古かったが、警察の戸別訪問による巡回カードの情報が漏れていたり、ICカードの共通規格作成にいくつもの省庁やその天下り団体がしっかりと絡んでいたり、所々ハッとするような記載があった。