投稿者「heavysnow」のアーカイブ

『西の魔女が死んだ』

梨木香歩『西の魔女が死んだ』(楡出版 1994)をパラパラと読む。
10年ほど前にテレビで放映された映画を観たが全く面白さを共感できなかった。今回の小説も何が面白いのか全く理解できなかった。

『ガリレオの苦悩』

東野圭吾『ガリレオの苦悩』(文藝春秋 2008)を読む。
5編の短編が収録されている。草薙刑事に加え、新しい薫刑事も登場し、マンネリ化しがちな短編小説に変化のスパイスを加えている。

中華人民共和国と中華民国

本日の授業の中で紹介した台湾への米国の軍事支援に関する記事と、中ロ首脳会談の記事です。
1949年の毛沢東による中華人民共和国の成立と、台湾島で成立した蒋介石による中華民国との関係が理解できれば、下記の記事の背景も理解しやすいと思います。

「強制労働製品 EUが禁止へ」

本日の東京新聞夕刊に、欧州連合が強制労働によって作られた製品をEU市場で販売することを禁止する方針を提案したとの記事が掲載されていた。

授業の中でも取り上げていくが、EUと敵対関係にある中国・新疆ウイグル自治区での綿製品の強制労働を取り上げ、米国と一体となって中国に圧力をかけるのが狙いである。ウイグル自治区での民族絶滅のとんでもない行政府のやり口を知ると、こうした圧力は意味があると考える。

しかし、一方で児童労働の槍玉に挙げられているガーナやコートジボワールでのカカオ豆生産はどのように

がオランダやベルギー、ドイツ、フランスに輸出されているが、

「アルメニアとアゼルバイジャン 国境越え衝突、死者も」

本日の授業の中で紹介した新聞記事です。
カフカス山脈周辺は旧ソ連で締め付けられていた分、1990年以降、民族主義や宗教帰属意識が噴出し、政治的に安定しない地域となっています。

今回紹介したアルメニアvsアゼルバイジャンも、ロシアやトルコといった大国の思惑だけでなく、原油や天然ガスのパイプラインも絡んでおり、2年前の紛争をプーチンの仲介も期待できない。
では、どうすれば良いのか。といった問題提起が、本日のプレゼンの説明の導入となっておりました。