衆院選挙報道を見て

昨夜はずっと選挙報道を見ていた。
自民党の圧勝であったが、死に票が多く民意を反映しにくい小選挙区の弊害や、一票の格差などが指摘されていた。
インターネットがこれだけ普及しているわけだから、狭い国土の日本では、もう国会議員は全国1区の比例代表制のみの選出でよいのではないだろうかと思いながら見ていた。地方分権が進み、防衛と外交以外は地方に任せる仕組みがあっての話だが。
そうすれば一票の格差などは吹き飛んでしまうし、死に票も少なくなると思う。

と、書きながらネットを調べてみると、日本でも30年ほど前までは参議院で全国1区制だったようだ。また、全国1区制でも政党内部の衝突によって、これまた民意を上手く反映しないとのこと。

また、報道を見ながら自民党の議員が「3年半でズタズタになってしまった日本云々」と発言していたが、勘違いも甚だしい。3年半前まで自民党が溜めてきた汚点を民主党が解消しきれなかっただけであり、どこの党が政権を担っても、わずか3年半では結果は大同小異であったはずだ。
民主党は健全な野党として、右派の論陣を張って「ウハウハ」している自民党のブレーキ役として機能してほしい。

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