『絵を描くこころ』

匠秀夫『絵を描くこころ:日本近代の画家たち』(岩波ジュニア新書 1980)をさらっと読む。
東京美術学校の教授を務めた黒田清輝と東京美術学校第1期生として入学した横山大観の2名の名前だけ印象に残った。黒田は1866年生まれで1924年に亡くなっている。享年57歳である。一方横山は、黒田生誕の2年後、1868年に生まれ1958年に亡くなっている。享年89歳である。生まれも育ちも近い環境であるが、生きた年数が人生を大きく左右している。