『水 地球の彫刻家』

S・グリゴルエフ、M・エムチェフ『水 地球の彫刻家』(共立出版 1979)をパラパラと読む。
著者は旧ソ連の地質学者である。地殻とマントルの間に「排水殼」と呼ばれる2、300度の熱水帯があり、火山や地震、プレートの動きもと全て説明できるとしている。モホロビチッチ不連続面の上部に垂直方向に環流する熱水の動きが地球科学の肝だと述べる。アセノスフェアとの違いがよく分からなかった。