「リトアニア 人権問題で中国非難」

本日の東京新聞朝刊より。
リトアニアといわれてもピンと来ない人が多いでしょうか。
戦前には、日本の外務官に杉原千畝氏(ポーランド等から逃れてきたユダヤ系避難民等に対して日本通過ビザ「命のビザ」を発給した)が在カウナス領事館に勤務していたことが広く知られているなど、日本との関係は伝統的に良好な国として知られています。
そのリトアニアで、中国の新疆ウイグル自治区やチベット自治区で続くジェノサイドに対して、政府決議を可決し、「一帯一路経済圏構想」からに離脱を表明したとのこと。リトアニアは隣国のベラルーシのルカシェンコ独裁に対しても非難の声をあげており、米国バイデン政権と歩調を合わせている。リトアニアの姿勢は日本にとって決して遠い国の話では済まないはずである。