『いつかギラギラする日』

角川春樹・清水節『いつかギラギラする日:角川春樹の映画革命』(角川春樹事務所 2016)を読む。
相当ぶっ飛んだ角川春樹の半生が詳らかに紹介されている。相米慎二監督・薬師丸ひろ子主演の映画『セーラー服と機関銃』(1981)の制作の舞台裏や自らが監督した『天と地と』(1990)の撮影トラブル、麻薬取締法で実刑4年を受けた後に作られた佐藤純彌監督『男たちの大和/YAMATO』(2005)にかける思いなどが語られる。これまでよく知らなかったが、角川春樹という人間のバイタリティがよく伝わってきた。