『世界恐怖旅行』

大井優子『世界恐怖旅行』(彩図社文庫 2011)を読む。
モロッコやタイ、モンゴル、韓国の街中やホテルでの詐欺やぼったくりなどの失敗談や、バスやカフェで知り合った人との怖い体験が綴られている。
読みやすい文体で一気に読み終えた。ただし、著者自身の経験を通して語られているため、貧困や犯罪など、その国に対する偏見を助長するような体験談が多いのが気になった。