地上波で放映された、デヴィッド・リーン監督、『戦場にかける橋(The Bridge on The River Kwai)』(1957 米・英)を観た。
本編が161分の映画が90分程度にカットされていたので、粗筋だけを繋いだような感じだったが、ニコルソン大佐の最期まで興味深く鑑賞した。「さるゴリラチンパンジー♪」の歌詞で知られる「クワイ河マーチ」の音楽とともに印象に残る作品であった。捕虜施設における強制労働の現実や、軍人とのしての誇りなどが丁寧に描かれていた。また、形あるものを共同して作る労働の楽しさや、労働と生きる目的など、示唆深い台詞もあった。
話の内容を忘れた頃に、もう一度カットなしで全編鑑賞してみたい作品であった。
『戦場にかける橋』
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