息子二人を連れて春日部イオンへ、本日公開の田崎竜太監督『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』(2013 東映)を観に行った。
子どもたちは「仮面ライダー鎧武」の変身ベルト(グッズ?)を奪いあって遊んでいるのだが、映画の方は、自分の深層心理に入り込んで敵を倒すとか、天下統一を目指す戦国時代の傭兵のような役割をアーマードライダーが担うというよく分からない設定の話であった。平成の仮面ライダーが15人が集合した豪華版なのだが、およそ原作のバッタとはかけ離れたヒーローばかりで誰が仮面ライダーで、誰が敵なのか区別がつかない。
4歳と2歳の男の子も楽しかったのか、つまらなかったのか、よく分からないような微妙な面持ちであった。
考えてみれば、子どもたちはハードディスクに番組を録画して何度も何度も見返しているが、30数年前はビデオがなかったので、番組自体は週に1度しか見ていなかったはずである。それにしても鮮明に記憶が残っているということは、絵本やシール、ごっこ遊びで子どもながらに頭の中にイメージを膨らましていたのであろう。