天満美智子、エリック・ベレント『やさしい英字新聞入門』(岩波ジュニア新書 1996)を手に取ってみた。
冒頭著者は次のように述べる。果たして出版当時の1990年代後半に、英字新聞を広げることで他者の視線を感じるほど日本は遅れていたであろうか。時代錯誤も甚だしい。
通勤カバンの中にいつも英字新聞が入っています。けれども、電車の中でそれをひろげて読む勇気はまだないのです。私の性格、いや、周囲に気づかいをさせるこの国のせいだと思います。そのうえ、日本はまだまだ英語アレルギーの国なのです。
天満美智子、エリック・ベレント『やさしい英字新聞入門』(岩波ジュニア新書 1996)を手に取ってみた。
冒頭著者は次のように述べる。果たして出版当時の1990年代後半に、英字新聞を広げることで他者の視線を感じるほど日本は遅れていたであろうか。時代錯誤も甚だしい。
通勤カバンの中にいつも英字新聞が入っています。けれども、電車の中でそれをひろげて読む勇気はまだないのです。私の性格、いや、周囲に気づかいをさせるこの国のせいだと思います。そのうえ、日本はまだまだ英語アレルギーの国なのです。
米川千嘉子『四季の言葉100話』(岩波ジュニア新書 1994)をパラパラと読む。
著者は、早稲田大学大学院教育学研究科・国語教育専攻の前身である国語国文学専攻科出身の歌人である。そのため主に和歌で読み込まれてきた日本の四季の移ろいがまとめられている。ほとんど興味もなく読み流した。
角野栄子『ファンタジーが生まれるとき:『魔女の宅急便』とわたし』(岩波ジュニア新書 2004)をパラパラと読む。
有名なアニメ映画『魔女の宅急便』の原作者の角野さん自身の半生がエピソードを交えて丁寧に綴られている。『魔女の〜』は偶然に生まれたものではなく、幼少の頃から外国文学に親しみ、大学でも英文学を専攻し、ブラジルでの生活を経た経験の末に生まれた必然的な作品と言っても過言ではない。