日別アーカイブ: 2020年7月28日

「ウイグルの『強制労働』火種に」

本日の東京新聞朝刊に、中国西部に位置する新彊ウイグル自治区に暮らすイスラム系少数民族の悲哀が報じられています。1・2組は授業中に新疆ウイグル自治区の人権問題に関するドキュメンタリー映像も紹介しましたが、覚えているでしょうか。

期末考査でも、新彊ウイグル自治区に触れたい思い、中国の農業とイスラム教の特徴の両方を答えさせる問題を敢えて出題しました。中国の少数民族や台湾の問題は決して対岸の火事ではありません。アメリカのような自国の都合を優先させる外交姿勢は賛同できませんが、日本や韓国、台湾、香港、ベトナム、フィリピンなどの東アジアの国々が共同して、中国の少数民族の弾圧に対し、人道的な観点から批判の声を上げていくべきです。そのためには、ウイグルやチベット、内モンゴルでの現状を正しく知ることが大切です。

期末前の授業でも強調したところですが、香港やウイグルでの抑圧と、インドとの国境紛争、南シナ海での軍事挑発の根っこは同じという視点が大切です。是非、以下の記事を熟読してみてください。