本日の東京新聞朝刊に、新型コロナウイルスの感染者の国別統計が掲載されていた。
この統計に2019年の人口国別統計を重ねてみたい。
米国(329,065千人) |
ブラジル(211,050千人) |
インド(1,366,418千人) |
ロシア(145,872千人) |
ペルー(32,510千人) |
南アフリカ(58,558千人) |
メキシコ(127,576千人) |
チリ(18,952千人) |
英国(67,530千人) |
イラン(82,914千人) |
人口統計と見比べてみると、意外にもチリの感染率が高く、人口1000人あたり、17人が罹患している計算となる。インドが一番低く、人口1000人あたり、1人いるかいないかといったところである。もちろん検査体制や検査受診率で大きく変わるところなので、一概には言えないが、アジア圏の圧倒的な少なさは指摘しても良いであろう。世界人口ランキングのベスト15位までに入る中国(1,433,784千人)、インドネシア(270,626千人)、パキスタン(216,565千人)、バングラデシュ(163,046千人)、日本(126,860千人)、フィリピン(108,117千人)、ベトナム(96,462千人)などのアジア諸国が名を連ねていない。気候での明確な線引きは出来ないし、一人当たりのGNIも関係なさそうだ。地理的に感染拡大の理由が説明できると授業で偉そうな顔ができるのだが。。。