日別アーカイブ: 2019年2月24日

大宮第二公園 梅まつり

本日,ショップの方々と大宮第二公園で開催されている梅まつりまでのライドに出かけた。
いつも通り,埼玉スタジアム,さぎ山記念公園,埼玉新都心,大宮氷川神社を通って大宮公園まで走った。帰りは,岩槻のパン屋に立ち寄った。50キロくらいだったが,初めて通勤用自転車のジェミスのクエストスポーツで走ったため,ポジションが噛み合わず膝に痛みが出た。
それでも,初春の陽光の中を無心に走ることができ,ストレスの解消となった。

『新聞記者』

望月衣塑子『新聞記者』(角川新書 2017)を読む。
東京新聞社会部記者の著者が,新聞記者の仕事や菅官房長官とのやり取りの舞台裏などを語る。
警察や永田町,記者クラブなど「大人の空気」が支配する場において,敢えて空気を読まない選択をする望月さんの強さを感じた。
日本社会のあらゆる職場や団体,会合,学校などで,「あえて流れに棹さすのはねえ」「なあなあに済ませよう」「まあ,いいか」「言っても仕方ないし」といったムードが蔓延している。でも,発言しないということは責任を逃れるということであり,引いては回り回って自分を苦しめることである。
望月さんを見習い,「えっ」「ちょっと待てよ」という自らの疑問は,他人にとやかく言われようと大切にしていきたい。

思い出せば,私も望月さんと同じ頃に東京新聞を受験していたのだ。全く勉強していなかったので,全く手応えのないまま一次の筆記で落ちたが,もしかしたら望月さんと同僚になっていたかもしれないと思うと,勝手に親近感を感じてしまう。フロイトの言う同一視か。