かなり前に地上波で放映された、宮藤官九郎脚本監督、宮崎あおい主演『少年メリケンサック』(2009 東映)を観た。
ついつい観る機会がないまま、ハードディスクにずっと残ったままの映画であった。最初の5分を観た限りでは決して面白そうな映画ではないのだが、最後はこのままもう少し続きを観てみたいと思わせる力のある映画であった。しかし、さすが宮藤監督、見事なまでに観客の思惑を捉え、ライブの途中で強制的に「END」ロールを始めてしまう。
脚本監督を担当した宮藤官九郎氏の異才ぶりをじっくりと堪能することができた。他の作品もこちらの体力があれば観てみたいものである。
『少年メリケンサック』
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