和田茂夫『手帳とノート 魔法の活用術:仕事の人生がシンプルになる!』(技術評論社 2005)を読む。
「手帳オタク(自称)」な著者が、長年の遍歴を経て編み出した手帳の活用術、メモ術のノウハウが公開されている。著者は、スケジュールとToDoリストを書き込む「手帳」、将来必要になる様々な切り抜きやアイデアを保存する「ノート」、そして会議の記録や日々の雑感を書き留めておく「メモ」の3点の機能が大切だと述べる。また携帯電話の活用や、仕事のゴールデンタイムなど、著者が試行錯誤しながら得た経験が様々紹介されている。なかでも、日々の仕事だけでなく、「家を建てる」などの人生の目標も可視化することができる、日単位、週単位、月単位、年単位のToDoリストの柔軟な活用を重視している。
「手帳オタク」ならぬ「手帳活用ハウツー本オタク」の私も納得できる情報量豊富な内容であった。
『手帳とノート 魔法の活用術:仕事の人生がシンプルになる!』
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