今朝は久しぶりに寝坊してしまった。
7時半過ぎには起きなくてはいけなかったのに、ぱっと目覚めたら8時40分であった。
生徒を連れてマラソンをしていると、津波で破壊されたビルが復旧もされずにそのままの姿で放置されている所に出くわすという奇妙な夢を見た。昨日の新聞で福島県の双葉町や楢葉町の震災直後の町の様子の写真を見たのが原因だったのか。
あの大震災から1年が経とうとしている。
本日、フジテレビのドキュメンタリー番組『ノンフィクション』でも、過去に放映された被災者の生活を追った番組が流れていた。
昨年3月来、私自身も家族が増え心境の変化もあり、振り返れば随分長い時間が経ったと感じる1年間であった。
ここ数日埼玉でも余震が続き、震度3の揺れが津波の苛烈なテレビ映像を思い出させると同時に、近い将来の首都圏大地震への危惧を新たなものにする。
何を考え、何ができ、何をするのか。
考えるだけで、何もできなかった、しなかった1年であった。
観念論的な夢から出ようとしなかった日々であった。
今日の寝坊の原因は1年間の自分の過ごし方であったのか。
さて、もう夢も覚める時期である。次の1年間に向けて、自分自身を少し変えていこうと思う。