TBSテレビ報道局編『余命1ヶ月の花嫁』(マガジンハウス 2007)を一気に読んだ。
乳癌が全身に転移し24歳の若さで亡くなった長島千恵さんの闘病生活を追ったドキュメンタリー番組の書籍化である。主人公の千恵さんの生き方、死に方以上に、娘の最期を看取る父親の姿に感動した。
ネットで調べるとやらせや疑惑の問題が指摘されているが、末期ガンという現実を前にした時、過去は消え去り、人間性そのものが丸裸にされる。亡くなった千恵さんと父親貞士さんの周囲への感謝の言葉が印象に残った。
『余命1ヶ月の花嫁』
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