日別アーカイブ: 2008年11月20日

広島・大阪

仕事の都合で,広島・大阪方面に出張で出かけた。

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世界遺産にも認定されている原爆ドームを初めてみての感想は,都会のビル群を借景としており,繁栄と滅亡のコントラストが美しかったということだ。「美しい」という表現は適切ではないかもしれないが,建物に対する第一印象は美しいの一言であった。この後,平和記念資料館を訪れた。被爆者の遺品や放射線による後障害の説明パネルなどをじっくりと見た。外国人の姿も多かった。それにしても,これほど戦争の傷跡を後代に伝えることを第一義の目的とした資料館が日本にあったことが不思議だった。

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その夜,これまた世界遺産に登録されている宮島の厳島神社に赴いた。ちょうど満潮の時で,海にうかぶライトアップされた大鳥居の存在感が際立っていた。神社の本殿にも行ったのだが,背後に見える対岸の広島の夜景と一体となった大鳥居の姿が興味深かった。平安時代末に作られたものなのだが,現在の広島市内の夜景を考慮して作られたような趣である。

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翌々日は,大阪のUSJに出かけた。ジュラシックパークなどのアトラクションを楽しんだ。ディズニーランドなどの他の遊園地には見られない,大人が楽しめる工夫が随所に凝らしてある。

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最後の日,USJの近くにある「海遊館」という水族館に立ち寄った。いそいそとコンクリートの建物内を歩き回り,シャカシャカと車で移動する都会人にとって,水の中を悠然と泳ぐ魚の姿には,憧憬に近い感情を覚える。