中村善也・中務哲郎『ギリシア神話』(岩波ジュニア新書 1981)をパラパラと読む。
ギリシア神話が単なる架空のドラマではなく、宇宙や時間などの物理学、陸地や海などの地球科学、領土や歴史、同性愛や近親相姦などを戒める倫理などを伝える教科書的な内容のものだと分かった。だからつまらないのか(笑)。
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『カレンダー世界史』
柴田三千雄編著『カレンダー世界史』(岩波ジュニア新書 1982)を手に取る。
古今東西の1月1日から12月31日までの366個の世界史上の出来事をただ羅列するという、なかなかの忍耐力を要する本である。1月1日のアメリカ奴隷解放宣言の1項目で挫折。
『恐竜はなぜ滅んだか』
小畠郁生『恐竜はなぜ滅んだか:中生代のなぞ』(岩波ジュニア新書 1984)を読む。
『イラスト青春アドバイス』
水森亜土『イラスト青春アドバイス』(岩波ジュニア新書 1986)をパラパラと読む。
中学生に向けた生き方や人との付き合い方、料理のコツなどを語る。最近テレビで拝見しないが、透明のボードに歌いながらイラストを描くタレントというイメージしかなかったが、著書を読むと、自分の信念と行動が一致した方という印象を受けた。
『柔らかな頬』
第121回直木三十五賞受賞作、桐野夏生『柔らかな頬』(講談社 1999)を読む。
幼児行方不明事件のミステリーなのだが、その事件に関わる登場人物がそれぞれ過去に引きずられて生きていく人間ドラマとなっている。
