先日観た映画『２２才の別れ』に影響された訳ではないが、自分の過去をもう一度振り返りたいと思い、神奈川県の西部にある伊勢原市というところへ出掛けた。今から１５年以上も前、新聞奨学生として日々仕事と将来に対する不安に追われて過ごしていたところだ。はたして１５年前の自分にとって、現在の自分はどう映っているのだろうか。少なくとも１５年前の自分の方が気持ちが充実していたことは確実だ。当たり前か。。。

途中、大学時代にバイトしていた東名高速の港北パーキングエリアに立ち寄った。内外装ともにがらっと変わっておしゃれになっていたが、私がバイト時代にも揚げていた「からあげ丼」は健在であった。この変わらない安っぽい味がたまらない。

私が住んでいたアパートは既に取り壊され、新しいアパートが建っていた。なかなか記憶を辿る旅というのは難しいようだ。

外装がキレイになっていたり、空き地がアパートに変わっていたりしたが、住宅街の中の魚屋や居酒屋など前のままだったのが懐かしかった。

当時電話を引いていなかったので、家の近くの公衆電話をよく利用した。こちらも新しくはなっていたが、元の場所にひっそりと佇んでいた。住宅街の中の電話ボックスというのも寂しさの象徴であろうか。

家族を連れて茨城の大洗海岸へ出掛けた。娘にとって初めての海となったが、案の定、岸辺に向かって押し寄せてくる「小波」に「大泣き」であった。
しばらくぶらぶら海岸を逍遥してから、大洗に新しく出来たというアウトレットショップに行った。佐野や軽井沢にあるようなアウトレットショップと代わり映えしないところであったが、お昼に食べた海鮮丼とカニ汁が美味しかった。

□　大洗リゾートアウトレット公式サイト　□

エルゴソフト社からメールが来た。Mac用のワープロソフト「egword」と日本語変換ソフト「egbridge」のサポートを打ち切るとのことだ。
もう１０年も前のことになるが、卒業論文の締め切りに追われていた頃、愛用していたカシオのワープロでは原稿用紙１００枚をまとめて編集できないため、簡易版である「EGWORDPURE」を購入し、PowerMac 5500にインストールし、締め切りギリギリ最後２０時間連続でパソコンとにらめっこしていたことをふと思い出した。当時のMacのデフォルトのワープロソフトであるクラリスワークスが落ちまくってどうしようもなく、なけなしの数千円をはたいて購入したものだった。
それ以降もずっとバージョンアップを重ねて愛用しており、最近では漢文の返り点や送り仮名を入力するのに大変重宝していたのだが、残念なサポート終了の連絡であった。

本日は家族を連れて東京・六本木に昨年オープンした東京ミッドタウンへ出掛けた。
近隣にある六本木ヒルズに入っているような「超」高級ブランドの店は少なく、葉巻や万年筆などの嗜好品や家具、日本の伝統品など眺めるだけでも面白い店が多かった。途中「マフラーネクタイ（？）」で有名な芸能人の中尾彬さんとすれ違った。何気に芸能人が歩いている六本木の日常に、埼玉県民はつい浮かれてしまうのであった。

東京ミッドタウン公式ページ

帰りは外苑東通りを通って帰ってきたのであるが、途中で四谷にあるアンパンマンショップに立ち寄った。
来月で２歳になんなんとする娘が現在アンパンマンにハマっているのである。アンパンマンのビデオを見れば、「もういっかい、もういっかい」と何度もせがみ、車内で「さんさん体操」という番組エンディングテーマを聴けば、これまた「もういっかい、もういっかい」と懇願するのである。おかげで私もアンパンマンの主要キャラクターをすっかり覚えてしまった。コキンちゃんやらロールパンナなどの特徴もすらすら言えるようになった（^_^）（^_^）
また、子どもの歌はメロディラインが単純で、覚えやすく口ずさみやすい曲が多い。そのため、ふと知らず知らずのうちに「ふ〜ふ〜ふん♪」とアンパンマンを鼻歌で歌ってしまう自分に気が付く。誤解を招くので自重せねば（^_^）（^_^）