伊勢原へ

先日観た映画『22才の別れ』に影響された訳ではないが、自分の過去をもう一度振り返りたいと思い、神奈川県の西部にある伊勢原市というところへ出掛けた。今から15年以上も前、新聞奨学生として日々仕事と将来に対する不安に追われて過ごしていたところだ。はたして15年前の自分にとって、現在の自分はどう映っているのだろうか。少なくとも15年前の自分の方が気持ちが充実していたことは確実だ。当たり前か。。。

isehara200803011
途中、大学時代にバイトしていた東名高速の港北パーキングエリアに立ち寄った。内外装ともにがらっと変わっておしゃれになっていたが、私がバイト時代にも揚げていた「からあげ丼」は健在であった。この変わらない安っぽい味がたまらない。

isehara200803012
私が住んでいたアパートは既に取り壊され、新しいアパートが建っていた。なかなか記憶を辿る旅というのは難しいようだ。

isehara200803013 isehara200803014

外装がキレイになっていたり、空き地がアパートに変わっていたりしたが、住宅街の中の魚屋や居酒屋など前のままだったのが懐かしかった。

isehara200803015

当時電話を引いていなかったので、家の近くの公衆電話をよく利用した。こちらも新しくはなっていたが、元の場所にひっそりと佇んでいた。住宅街の中の電話ボックスというのも寂しさの象徴であろうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください